4 月 20
本当に久しぶりの投稿です。
今年初め位にWEB開発プロジェクトを何件か受けることができました。
が、現在ほぼフルタイムで手がけている別のWEBサイトがあり、しかもよりによってそちらのプロジェクトがとても忙しくなり、散々そちらで仕事をしたあとにまた自分の仕事をするというのがなかなかハードで、そんな忙しい経験は数年前に日本で働いていたとき以来していなかったので、慣れるまで大変でした。
以前書いた、8時間制を心がけるの記事を思い出します。これは理想として守っていきたいのだけど、とりあえず今はがんばって夏からは仕事を減らして楽しもうと考えています。
written by Spiral Software CEO
11 月 16
前々回の記事で、カナダとBC州の失業率が下がったと書いたのですが、今月6日にStatistics Canada発表の統計ではまたあがってしまいました。
カナダ全体では0.2%上がって8.6%、BC州ではなんと0.9%も上昇して8.3%にもなってしまいました。
Latest release from the Labour Force Survey (Statistics Canada)
http://www.statcan.gc.ca/subjects-sujets/labour-travail/lfs-epa/lfs-epa-eng.htm
EAも1,500人のレイオフを行うらしいし、まだ失業率はなかなか良くならないのかもしれません。
written by Spiral Software CEO
11 月 06
昨日の記事で、カナダの失業率が去年の秋以来始めて下がったことを書いたばかりですが、お隣の国USではさらに失業率が上がってしまったみたいです。
U.S. Bureau of Labor Statisticsによると、10月の失業率は10.2%と、1983年以来の記録をマーク・・・。
10.2%って、10人に1人以上は失業していることになります。さらに、この数字にはとりあえずパートタイムの仕事でしのいでいる人やEI(失業手当)を受給している人は含まれていませんから、実際にはもっと多くの人が職を必要としていることになります。
やっぱりアメリカ経済は世界を牽引しますから、ここの国の景気が何とかなってくれないとこの世界的な不況はなかなか回復しないかもしれません。アメリカ経済に何か明るい話題があることに期待しましょう。
written by Spiral Software CEO
11 月 05
先月9日のStatistics Canadaによるレポートですが、リーマンショック後の2008年秋から上がり続けていた失業率が、ようやく下がりました。
ピークの8月で8.7%(カナダ)、7.8%(BC)まで行ってしまった完全失業率ですが、それが9月にはそれぞれ8.4%、7.4%まで下がったみたいです。
特に、今回は数字が減っただけでなく、パートタイムの仕事が減少しフルタイムの仕事が増加したと言うのが大きいと思います。フルタイムに関しては2006年以来の増加数で、今後このまま景気も回復に向かってくれることに期待しています。
Latest release from the Labour Force Survey (Statistics Canada)
http://www.statcan.gc.ca/subjects-sujets/labour-travail/lfs-epa/lfs-epa-eng.htm
written by Spiral Software CEO
8 月 28
ソフトウェア開発の仕事に従事してかれこれ12年になります。日本で約6年、在宅(半ニートw)で2年、カナダで4年。
カナダ4年のうち3年は日系企業なので実際のところ1年といったところでしょうか。その1年でいろいろわかったことがあります。
まず一番の違いは、文字コードです。日本語コードにはJIS/SHIFT-JIS/EUC、日本語コードではないが日本語が使えるUTF-8/UTF-16などがあり、ソフトウェアを開発する際にはこれらを処理してやらなければなりません。最近はUTF-8のおかげでかなり楽になりましたが、昔はJIS/SHIFT-JIS/EUCあたりのエンコーディングでよく頭を悩ませていました。
また、例えばオープンソースのソフトウェアなどで最新バージョンを使いたい場合に、日本語に対応していないため対応されるまで待たなければならない(もしくは自分で対応させなければならない)ことなども多々ありました。
しかし、こちらでは文字コードの心配などまったくしなくていいため、とっても楽です。ソフトウェアの最新版もすぐにそのまま使えます。
ソフトウェア開発者達のスキルレベルは、日本のほうが全然上だと思っています。こっちのプログラマーたちの書いたコードを見るたびにびっくりさせられるほど、コーディングが下手というか、本当に専門教育を受けたの?って人がこっちでは多いです(で実際そういう人に限ってUBCやBCITとかでソフトウェア専攻してたりするしw。某携帯電話最大手の会社でマネージャーやってたりw)。たまにすごいなって人はインド人だったり中国人だったり。もちろん中には凄くできる人もいるけど、それはどこでも同じですね。全体的なレベルのお話です。
でも日本がソフトウェアで優位な立場にいないのは、この言語の問題なのかなと最近思うようになりました。例えば電化製品や車などでは、SONY・PanasonicやToyota・Hondaと世界的なビッグネームがあるのに対し、ソフトウェアでは皆無です。いつかその言語の敷居を乗り越えて、日本発のデファクトスタンダード的なソフトウェアが生まれることを願っています。
written by Spiral Software CEO
4 月 26
個人のブログでも書いていますが、日本に2週間ほど法事のため帰っていました。
滞在中にある友達と会い、いろいろな話をしていたらお互いビジネスをしている事もありビジネスの話が膨らみ、最終的にその彼がバンクーバーに来てうちの会社のセールスマネージャー的なポジションに就いてくれることになりました。
営業ができ、ビジネスレベルの英語が話せ、カナダの永住権も持っているその彼はまさに適役。まだ資金のないうちの会社で、固定給ではなく成果報酬ベースで動いてくれるというのもすばらしい好条件です。
そして何をするかですが、まだ詳しいことはかけませんが、日本とカナダをうまく絡めたビジネスを、ほとんど経費をかけずにやっていけるのではないかと考えています。
written by Spiral Software CEO
3 月 30
久しぶりの更新になりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
Nokiaを辞めてかれこれ1ヶ月半が経ちました。ROE(在職証明みたいな書類)をもらうのに時間がかかり、まだ失業手当をもらえていませんが、自分の会社の仕事が少しずつもらえてきて、そちらをこなしつつパートタイムの仕事をする毎日です。
今、Spiral Softwareでやっているのは日本のあるサイトの追加機能の開発ですが、そのあとにも同じクライアントの2件のプロジェクトが予定に入っています。これらが順調に進めばしばらくは生活の心配はなさそうです。
今思うと、先月の初めにNokiaを辞めることになってしまったのは僕としては残念な結果だったのですが、それで自分の会社の仕事に本格的に力を注ぐという結果になり、むしろこれで良かったのではないかと最近思っています。
週2回やっているパートタイムの仕事も、収入の額としては飲み代を稼いでいる程度のものなのですが、いろいろなお客さんと接することができる仕事なので思う存分に楽しんでやっています。
パートタイムの職場はバンクーバーでそこそこ成功されているお客さんが多く集まるところなので、そこでのコネクションにも実は期待したりしています。先日、早速あるWEBサイト構築のお話をもらい、企画段階から少しずつ協力させていただいています。実際に開発を任せてもらえるかはまだわかりませんが、うまく進んでいければと思っています。
バンクーバーは少しずつ桜が咲き始めています。もうすぐ春ですね。早く天気が良くなり、気温も上がってくれることを願っています。そしたらキャンプに行きたい!
written by Spiral Software CEO
3 月 14
今まで、とりあえずの白黒のかっこ悪い名刺を作って使っていましたが、ちゃんとしたデザインで自分でレイアウトして作った名刺を日本の会社に依頼していました。
その名刺が友達の家経由で今日届きました(日本からカナダに発送してもらうことができなかったので、友達の家に送ってそこから送ってもらいました)。
自分のPCで画像を編集してそれを元に作ってもらうのですが、画面で見るのとなかなかおなじにはなってくれません。大手のVista Printなんかでもだめなときがあります。
なので、今回は日本の会社に依頼しました。できはばっちりです。かっこいい名刺でこれから営業活動していこうと思います。
ちなみにできた名刺はこんなです。

written by Spiral Software CEO
2 月 09
前回の記事で、高価なソフトウェアであるMicrosoft Officeの代替手段として無料のOpenOffice.orgについて紹介しました。
もう一つの選択肢として、Google Docsというものもあります。こちらはWEBのインタフェースなのでインストールもいらずどこでも使え、機能も日々進化していて素晴らしいと思います。最近、プレゼンテーションドキュメント(MS-OfficeのPowerPointに当たる)が使えるようになったみたいですね。
ただ、機能としてはMS-OfficeやOpenOfficeにまだまだ劣りますし、スクリプト(マクロ)も使えないみたいですし、WEBインタフェースなので今の技術ではいくら頑張っても操作性では普通のアプリケーションにはかなわないというのが現状です。
将来はGoogle DocsがMS-OfficeやOpenOfficeに取って代わる可能性はあると思いますが、それはまだ先のことになると思います。
以下に興味深い記事を見つけました。オフィスアプリケーションのシェアで、Microsoft Officeが51%、OpenOffice.orgが5%、GoogleDocsが1%だそうです。妥当なところですね。
OpenOffice five times more popular than Google Docs
written by Spiral Software CEO
2 月 06
ほとんどの会社でMicrosoft Office(Word / Excel / PowerPoint / Access)を使っていると思います。そして今はこのソフトウェアは必須であると考えられていると思います。
しかし、このソフトウェアは高価です。普通に買おうとすると数100ドルしてしまいます(Future Shopの値段はStandardで$299.99, Professionalで$689.99)。会社設立から今までコツコツと節約してきた経費が、たった一つのソフトウェアで一気に膨らんでしまうのでは話になりません。
そこで、Spiral Softwareでは(と言っても今は僕一人ですがW)OpenOffice.orgを利用することにしました。
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- ワープロや表計算・プレゼン・データベース・ドローなどを統合したオフィスソフト
- 無料で入手できて、自由に利用可能
- Microsoft Officeと高い相互運用性
- 標準ファイル形式OpenDocument(1.1-1.2)を採用
- オープンソースという方針で開発・公開
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詳しくはOpenOffice.orgのサイトへ。
以前働いていた会社で、経費削減の一環でMicrosoft Officeの使用をやめOpenOfficeの使用を進めたことがありましたが、Microsoft Officeで作ったドキュメントがOpenOfficeでまったく同じようには表示されないなどの問題で、結局Microsoft Officeの使用に戻らざるを得なくなったということがありました。
当時からもう数年たっているし、OpenOfficeもだいぶ進化しているように思えます。しばらくはOpenOfficeで頑張ってみようと思います。
written by Spiral Software CEO